THEO JYANSEN

「21世紀のレオナルド・ダ・ヴィンチ」と称されるオランダ出身のアーティスト、テオ・ヤンセン(Theo Jansen)。
彼は、風で動くアート作品「ストランドビースト(Strandbeest)※」という、大型の造形物の展覧会をアメリカ、スペイン、フランス、ロシア、アルゼンチン、韓国など世界各地でおこなっており、キネティック・アートの巨匠として人気を博しています。
1948年、オランダ・ハーグ市の海浜リゾート地、スヘフェニンゲンで生まれたテオ・ヤンセンは、デルフト工科大学で物理学を学んだ後、画家になりますが、若い頃から生物の進化に強い関心を持っていました。コンピュータ上での試行を経て、1990年以降、彼は様々な形態の「ストランドビースト」を進化させ、創造し続けることになります。骨格にはプラスチック・チューブを複雑に組み合わせ、風などの空気だけをエネルギーとし、空気を蓄える部位には古いペットボトルが使用されています。このビーストたちは、海水の水位上昇が問題となっているオランダの国土を守る生物として着想されましたが、それと同時に彼は、自然との共生や、自然エネルギーの偉大さを芸術作品として表現し、全世界の人に伝えようとしています。
本展は、東海・関西圏で初めての本格的な個展となります。国連環境計画の2009エコフェスティバルでエコアワードの受賞、そしてSONYやBMW、中外製薬等のCMで「ストランドビースト」が起用されるなど、国際的に高い評価を受け続けるテオ・ヤンセン。夏休みの期間に開催予定の本展は、その実物作品の迫力を体感できるだけでなく、それがどのように構想され誕生してきたのか、芸術創造の源泉に迫ります。 ※「ストランドビースト(Strandbeest)」とは、オランダ語で砂を意味する“Strand”と生物を意味する”Beest“をつなぎ合わせたヤンセンによる造語です。

会期中のイベント

ストランドビーストのデモンストレーション
会期中毎日の10:00 / 11:00 / 12:00 / 13:00 / 14:00 / 15:00 / 16:00の各時間に展示室のいずれかのビーストを、コンプレッサーを使用して動かします。
*観覧券が必要です。
*7月15日(土)の15:00と16:00からのデモンストレーションはありません。この日は15:30頃にエントランスホールでのデモンストレーションがあります。
*7月16日(日)の11:00、13:00、15:00からのデモンストレーションは、アーティスト・スペシャル・トークとなります。
テオ・ヤンセン来日・スペシャルトーク
(美術館エントランスホール)
7月16日(日) 11:00 / 13:00 / 15:00 各15分程度 *事前申込不要
・ビーストたちの生みの親テオ・ヤンセンが、自らのトークを交えてストランドビーストの歩行を実演します。
テオ・ヤンセン・来日特別講演会
(美術館地下1階・講堂)
7月17日(月・祝)17:15〜 約1時間 参加無料
*16:00からエントランスホールにて整理券を配布します(先着145名)
*17:00の閉館後、柳原義達記念館側入口より再入館いただく予定です。
*講演会終了後は閉館時間となりますので引き続き展示をご覧いただくことはできません。
ワークショップ「ミニ・ストランドビーストを作ってみよう」
(美術館エントランスホール) 
協力:(株)学研プラス
8月19日(土) 10:00〜 / 14:00〜
8月20日(日) 10:00〜 / 14:00〜
各日2回、計4回 各回20組 計80組
参加費(材料費):1,000円(当日集金します)
対象:小学4年生~中学生(保護者の方は見学のみ可)
・学研「大人の科学」編集長の西村俊之氏を講師に迎え、ミニビーストを組み立てて、本物のビーストの前で競争をします。
 
*参加方法:往復はがきにてお申込みください(応募多数の場合は抽選)
お名前、お電話番号、学年、参加希望日(19日 / 20日)と時間(10:00〜 / 14:00〜)、返信面に返信先をご記入の上、〒514-0007 津市大谷町11 三重県立美術館「ミニビーストのワークショップ」係まで(7月30日(日)必着)お送りください。ハガキ1通につき1名のみ有効とします。抽選結果は、8月4日(金)頃までに返信ハガキにてお知らせします。

※いずれのイベントも、混雑が予想され、駐車できない場合がございますので、なるべく公共交通機関をご利用願います。